サワラビカイ


「サワラビカイ」★殻の形に特徴があり回りには宿主のケヤリ虫に似た色の外皮に、植物や石灰質の寄生虫が付いていたりします。

★サワラビカイはケヤリ虫に寄生する貝で、北限は千葉といわれています。最近、捕まえましたがケヤリ虫なら何処にでも付いているかと言うとそうでもなく、海岸に100本あっても、一匹も付いていない場合もあります。現在飼育中なので、生態の方はのちのちわかる部分がありそうです。卵はケヤリ虫の筒状の巣に、赤い卵を産んでいるのが、捕獲中に観察されました。また一つのケヤリ虫に、2匹付くことも観察されています。はたしてケヤリの何を食べているのかも興味しんしんです。  

★水槽壁面を這うサワラビ貝。触角が黒くて先が黄色い。


    
千葉県魚貝類情報