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あまり厳密に作ってないので、軽い情報程度に読んで下さい。

「あっ、千葉にはこんなに大きい星キヌタが、、、?」

南房総の茶色キヌタとカミスジダカラ


★チャイロキヌタとカミスジダカラ
「房総はチャイロキヌタが多い」と、言われている。宝貝を集めていれば自然に耳に入ってくる。理由は単純で、宝貝の中で一番低水温に強いからだ。しかしこの宝貝の最北端種、色々と謎が多く、さらに外国の宝貝収集家には日本固有の宝貝なので絶大の人気があったりして、何かと話題に上がる。またこの話しが出ると必ず出る話題が、「カミスジダカラの北方型じゃないか?」とか、「同じ種類で、ただ模様が違うだけじゃないか?。」などの論議がされる。さて、そこで、僕の調べた千葉県内だけのデータを公開して、少し考察してみたい。僕個人の意見としては「チャイロキヌタは、カミスジタカラの同種ではない。」と思っている。しかし完全な証拠もないので、なんとなくていどの話しで聞いてもらえればよいわけです。だいたい分類などははっきりとした線引きは難しい物も多いからです。
★住む場所が同じ2種
昨年、今年とチャイロキヌタを房総での採集で、150匹、カミスジダカラを15匹つかまえたが、一度も同じ穴に2種類が居た事がないのである。チャイロキヌタどうしは、3分の2の割合でツガイで捕獲されるのであるが、一度として、2種類が同じ穴に居たことがないのである。ところが、両種の、住処はほとんど同じ、何時も潮の洗っている所をこのむ。これは棲息深度にも言えている。「どちらかが深い所が好き。」、などど言うこともない。このへんが2種類の繁殖の可能性の判断に困る所な訳である。
★謎の中間種多数あり
さらに謎の中間種が多いのも事実で、今の所10例の中間種ぽいのを、見つけた。これはチャイロキヌタの総捕獲数の実に15分の1の確立で千葉に中間種っぽいのが棲息している訳である。ようは2種類の特徴をもちあわせた固体がということである。この中間種の特徴だが、チャイロキヌタの特徴である、茶色の横縞がはっきりなく、あっても、横縞に見えず、どちらかと言うと、ヤマメのパーマークに似た小判がたの模様、である。また、白くて、透明な雷マークが、採った時だけあり、その後乾かすとなくなってしまう物などがある。写真をのせるが、特徴が肉眼でも、やっと確認可能な物なので、参考程度の映像としてみてもらいたい。


★北方進出を狙うチャイロキヌタと多様な外見
千葉のチャイロキヌタは千葉より南方に位置する県の物より寒さに強くなろうと言う遺伝子がきわめて強く淘汰されていることが想像できます。そのために多様で寒さに強い遺伝が洗練されつつあるが、その反面か、色々の外見的な特徴を持つ物が多く思われる。この辺の事は、他県との比較をしっかりしていないのではっきり言い切れないが、あまりにも中間種に見える物や色とりどりの個体とが多いので、僕はかってに考えている。


★珍しい老成化した個体
通常ほかの宝貝は、老成化すると、底辺が幅広になり、貝のの巻きが厚くなり、乾燥重量が重くなる。 チャイロキヌタの老成化した物は今まで一個体(写真右の物)しか採ったことがない。また図鑑や標本でも一度も見たことがない。これは、ちょと理解しずらいかもしれないが、チャイロキヌタは他種にくらべて老成化しずらい短命の貝なのかもしれない。また殻の巻が、厚くならない特徴があるのかもしれない。この様な種類は千葉ではシボリダカラなどがその手の種類で、老成化した物はほとんど捕獲されない。残念なのは、写真の写りが悪く、特徴がはっきりしてない点だ。

老成化した右の物は左の普通の物の約2倍の重さ




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